SVシングル S1 最終924位 ガモラッシャでみんなカモラッシャ!!!

ポケモーニング!! どうもしゅんです。
今回は9世代になり、初のシーズンであるS1で自身の目標であった最終3桁を達成した記念に軽くですが構築記事を書かせていただきました。良ければご覧になってください。

パーティ紹介

戦績

追記:2023/2/5

構築経緯

日ごろ仲良くさせてもらっているむしゃお君からいつものようにレンタルパーティを提供してもらい、12月下旬ごろにやっと3桁まで載せました。そしてこちらのパーティが今回の僕の構築の原案になっています。

受けのワンクッションを挟み、テンポを取ってから攻めの切り返しができる僕の好きな形の構築で使いやすかったものの、個人的にステロ展開はしたいが、ドラパ等を踏まえると出しにくかったガブリアスに疑問点を感じ、飛行テラスタルサーフゴーが減少していたこともあり、あらゆるドラパに対して安定して先発で投げられるカバルドンが強く扱え、構築に求める要素にハマるのではないかと思ったためガブ→カバへ変更しました。サーフゴーに関しても原案は鋼テラでしたが、ドドゲザンがやや重たいことや、ついでにノーマルテラカイリューに強く出れることを踏まえた格闘テラに変更しました。そうして、今回の構築が完成しました。

個体紹介

サザンドラ


性格:おくびょう 特性:ふゆう テラス:はがね
持ち物:こだわりスカーフ
167-x-110-177(252)-111(4)-165(252)

技:りゅうせいぐんあくのはどう-ラスターカノン-とんぼがえり

先発兼スイーパー役。ドラパルト意識のスカーフ。対面操作のできる蜻蛉返りが想像以上に偉く、相手の引きに合わせて蜻蛉→ガモス着地、全抜きコースへつなぐ動きが強い。例として、このパーティを見てミトム入りパーティはミトムを先発で出してくることが多く、しかもフェアリーテラスをしてくることがほとんど(そうでもなくてもドロポンよりはボルチェン打たれる可能性が高いため)で、テラバを後述のD振りガモスで受け、ミトムが拘りアイテム持ちが環境に多かったため、蝶舞で全抜きのプランが実際に多々あった。
マスカーニャの持ち物判別のためにも先発に出すこともあり、相手がスカーフで上を取られて蜻蛉を打たれても、スカーフでこだわっているために後ろにポケモンで処理しやすく、襷であれば上から叩けるところが高ポイント。
あとサザンドラの5世代のドット絵今回載せているが、めっちゃかっこいい。本当に。準伝パラドックス使用禁止になった時はなんで悪枠で準伝パラドの代わりで2軍ポケモン使わなきゃいけないんだよ!って文句言ってごめんなさい…

ウルガモス


性格:おくびょう 特性:ほのおのからだ テラス:くさ
持ち物:あつぞこブーツ
191(244)-x-87(12)-156(4)-138(100)-152(148)

技:ほのおのまい-ギガドレインちょうのまいあさのひざし

今回のMVPポケモンウルガモスを通して勝つ試合が多かった。先述したサザンドラとの動きはもちろん、Dに厚くし回復技もあるため、サーフゴーやジバコイルなどの特殊アタッカー、テラスタルを切るとミトムに対しても強く出れる。ミラーでも蝶舞チキンレースはあるが、Dに振っている安心感はあった。環境にはBに振っている型もあったが、物理方面のごまかしはヘイラッシャに任せていた。原案からオボン→ブーツにしたため、マスカーニャ入りに先発で出しにくくはなったものの、ステロやどくげしょうケアできる点も偉かったのでOK。
技に関しては炎の舞、蝶舞、日差しは確定で、ギガドレイン、おにびが選択枠だった。フェアリーテラで誘うドラゴンに対しても強く全抜きしやすくするよりも、対水タイプに草テラから不利対面を有利対面に転換させてテンポを取る動きが好きであったため草テラでの採用に。ギガドレと鬼火に関して、鬼火はドラゴンを誘うため引き読みで打てた時が強いので考えたものの、ワンウェポンへの抵抗感、外した時のリスク、セグレイブには結局意味がないことを踏まえ無しに。ドラゴン等はヘイラッシャでごまかした。ガモラッシャ!!
ギガドレは対水だけでなく、タイプ一致で技を打ちながら体力を回復することが本当に強く、肌に合った。草テラギガドレのもう一つ良かった点として、ヘイラッシャの突破をサーフゴーを無理に選出しなくても済むところだった。相手のウェブタの反動込みで2発で倒すことが多く、チョッキでも相手は回復リソースがないので、日差しを絡めながら倒しやすい。

マリルリ


性格:ようき 特性:ちからもち テラス:ほのお
持ち物:とつげきチョッキ
183(60)-100(236)-101(4)-x-101(4)-105(204)

技:アクアブレイク-じゃれつく-テラバースト-アクアジェット

代えの効かない水×フェアリーの物理アタッカー。努力値の調整意図としては、HDが眼鏡サザン鋼テラスラスカが6.2%の乱2、AがH252B4マリルリをじゃれで96.4%で乱2、Sは余りぶっぱ。(byむしゃお)ドドゲザン含め、素早さの高くないポケモンのSのチキンレースはしんどい。結局HAぶっぱで良かったかも。役割対象はガモス、サザンドラ、Bの低めな特殊アタッカー。相手のアマガドオーのドオーが天然であれば、炎テラスを切って崩しとしても活躍する。炎テラスの良い点は相手のガモスにめっぽう強く出れる点でもある。
炎テラスマリルリが強いと話題になってからパルデアの炎レイドを漁ってすぐにレイドで出てきて仲の良い人たちみんなで周回したのは良い思い出。じゃれも当ててくれてありがとう!

サーフゴー


性格:ひかえめ 特性:おうごんのからだ テラス:かくとう
持ち物:こだわりメガネ
163(4)-x-115-203-111-136(252)

技:ゴールドラッシュ-シャドーボール-テラバースト-トリック

特化眼鏡サーフゴー。このパーティの崩し枠。通った時には本当に強い。キョジオーン、サーフゴー、ヘイラッシャ、アマガドオーが主な役割対象。ガモスを見て出てくるニンフィアに対しても選出していた。私自身最速信者なため特化で使うことに抵抗感があったものの、特化でないと崩せなかった試合や、環境の鉢巻カイリューの上を取れていたことが多かったため、信頼感が増した。
格闘テラスは終盤流行していた印象があり、読まれる可能性があったものの、基本的に呼びやすい悪タイプにテラスタルによって有利対面に切り替えて強く出れる点が良かったため採用。ラス1の総大将ドドゲザンも若干重たい構築だったため、そこに強く出れる安心感も良き。眼鏡による高火力の押し付け→ヘイラッシャでクッションでごまかし、あくび→火力の押し付け対面を作る、といった戦い方が強かった。

ヘイラッシャ


性格:わんぱく 特性:てんねん テラス:じめん
持ち物:たべのこし
241(124)-121(4)-182(244)-x-102(132)-56(4)

技:じわれ-ゆきなだれ-じしん-あくび

パルデアの人をダメにするクッション、ヘイラッシャ。天然かつパーティに組み込みやすい高種族値、なおかつ一撃技でワンチャンを掴みに行ける、弱いワケがないのだ! ポリ2のようなワンクッションを挟みつつ攻撃もできるポケモンが好きなため、性能はめっちゃ好き。物理アタッカーぽいポケモンみたらとりあえず投げてた。技構成に関しては原案通り。意図としては環境中期に多かったコノヨザル含め誤魔化したい相手に打つじわれ、じしんはサーフゴーやジバコイルへの打点。電気セグレイブに対しても打つため、結構使う機会が多い。これらのポケモンに対して必ず攻撃を1発は耐えるので、削りもでき、後続へつなげる点が優秀。ゆきなだれ、こちらはもともと飛行コノヨザルに対してに打つ技だったが、ガブリアスやマスカーニャに対する打点として強かった。クッション役でありながら、ヘイラッシャで相手のポケモン一体持っていくことも普通にあった。あくびは言わずもがな。
他の物理受けと比べた採用理由としては、水という素の優秀な耐性により、キョジオーンやラウドボーンよりもごまかせる範囲の大きさだ。パーティとしてマリルリやイルカマンを誘うのでそこはヘイラッシャである必要性がある。
テラスタイプに関しては、じめんとしているものの、くさとじめんで迷っていた。くさは胞子ケア、電気技の半減、マスカーニャに強くなれる点がよく、じめんは電気無効によりあくびループをボルチェンで切ろうとする相手にテラスを切ることでキャッチして眠らせることが可能な点、パーティで重い電気セグレイブの削りがステロが無くてもしやすくなる点だ。地面テラス地震は確定2発でセグレイブを倒すことができ、電気テラバの無効にするタイミングを挟み、つららばりも確定2発なため、ヘイラッシャが倒されることなく処理できる。今回はセグレイブを重く見て電気での採用に。
ガモスが呼ぶポケモンに対して攻撃が受かり、あくびループや削りを入れる点、逆にヘイラッシャがきついポケモンにガモスが起点にして全抜きを狙えるといった点を踏まえ、今回の構築名もガモラッシャとした。ガモスの前で積み技を積むドラゴンタイプが多いことや、炎の舞読み引き→ねつこうかんに対しても、天然の安心感はすごい。シーズン2や、準伝パラドックスなどが解禁後に環境にいそうなトドロクツキ、パオジアン、エースバーンといったポケモンを1匹で誤魔化せそうなので、今後も愛用したい。

カバルドン


性格:しんちょう 特性:すなおこし テラス:くさ
持ち物:オボンのみ
252-132-153(116)-x-121(140)-67

技:じしん-あくび-ほえる-ステルスロック

いつでも強いシンオウ地方のカバ。構築を考えようとしていた際に、S1で1位を取った僕の好きなポケモン実況者の一人であるバンビーさんがキャラランク動画を拝見し、そこでのカバの評価としてあらゆるドラパに強いと語っており、このptではサザンドラで上から殴る以外の手段がいろんな型を想定するときつかったため、そこに安定し、さらにステロ撒き、あくび、ほえるにより身代わり持ちにも強く出れる、電気の一貫切り(特に対パーモット要員)と求めていた要素を補う最後のピースであった。現環境ではカバに対して出てくるポケモンは特殊アタッカーが多いと考え、そこに行動保障が持てるようにDにも努力値を振った。そのおかげで行動の機会が増え、十分に役割を果たしてくれたため、この型で正解だった。D振りでサーフゴーの攻撃を耐えて返しに地震で削れるのも偉い。草テラスは切ることはなかったものの、胞子ケアやミトムに対して強く出れる理由で採用。
ステロ撒きを重要視した理由は、カイリュー、ガモス、特に電気セグレイブが重たかったため、そこに削りを入れるだけで処理のしやすさが変わってくる。今世代はキョジオーン、サーフゴーといったカバの性能をメタったポケモンが増えたものの、相変わらず強かったと思っている。(なお8世代でそんなに使ったことない模様)

基本選出

サザンorカバ、ヘイラッシャ、ウルガモス

ガモス入り
マリルリを絡めた選出

アマガドオーキョジオーン、ラウドボーンなど受けポケモン絡み
サーフゴーを絡めた選出、みがまもキョジオーンケアでカバもあり

(選出等しっかり書けなくてごめんなさい)

きついポケモン

電気セグレイブ
ステロ→地面ヘイラッシャorステロ→鋼テラサザンで流星群または悪波がプランになるけど選出枠喰われるのが普通にきつい。わァ…ァ…

カイリュー(アンコ型、特殊型)
アンコは騒がれてたけど結局当たらんかった。ラッシャでのごまかせないドラゴンはきつい。特殊ならなおさら。

マスカーニャ
サザンの紹介で処理法は言ったものの、叩きやらでいろいろ荒らされることや、技の一貫が切りづらい。サザンを合わせられなかった時に鉢巻持ちが来ると終わる。

ボーマンダ
物理or特殊が分かりづらいので、こちらもラッシャでのごまかしがききにくいことがある。電気テラスがあるとマリルリでの処理も厳しくなる。

襷ゲンガー
催眠を含めるとドラパなどがいないことや、マジシャでサザンも貫かれるため、安定したした処理がしづらい。

などetc..

あとがき(自分語り)

結構長くしょうもないこと書いちゃったので興味なかったらスルーお願いします🙏



私は今期名大オフに参加予定で、それが準伝パラドックス使用可能ルールだったためその構築作りもしていたため、12月中旬まで現ルールの環境把握ができていませんでした。またその後やる気はあったものの、構築自体作る方が得意ではないため、日ごろから見ている今日ポケチャンネルがレンタル構築を公開していたため、そちらの方を使用し、移り変わりの激しい環境を把握するために5桁から潜りました。(使用したレンタルptの動画は↓↓)
【レンタルあり】トップランカーが『初心者向け構築』をゼロから作ります! - YouTube

こうしたシングルバトルに取り組みやすくするための環境作りや情報提供をしてくれている方々には本当に感謝しています。特に今日ポケチャンネルの方々は自分がポケモンサークルにおいて剣盾終盤期にシングルバトルの企画運営をしていた時に活動の勇気をもらっていたので、いつかまたポケリーグオフのような場所でその感謝を伝えたいです。

また剣盾の時は今シーズンよりも人口が少ないにも関わらず、最終3桁すら達成することが難しいことが多々ありました。SVではもっと強くなりたい!と意気込んではいたものの、途中9万位まで落ちてしまい、自分は結局成長できていないのか、シングルバトルのイベント企画をした身なのに恥ずかしい…と本当に心が折れそうになりましたが、あきらめずに対戦環境をまず知るためにたくさん戦おうとしていたらここまで来ることができました。3桁代に載せてからはそれを維持しようと毎日数戦だけこなしていましたが、負け続けて順位を溶かすこともなく、維持できたことは8世代でよく沼っていたこともあり自分でもかなり嬉しかったです。(ここだけの話剣盾S1は3桁でもレート2000取れてたらしいので、期待している自分がいますw)
この対戦人口が多く、環境遷移が激しい中でも剣盾で安定し無かった最終3桁をSV初のシーズンで取ることができ、少しだけ自分に自信がつきました。しかし最終3桁に載せることが目標だったため、2日前に600位前後に載せてから最終結果まで放置していたので、次からは臆せずに、もっと貪欲に高みを目指して頑張りたいと思っています。


[Special Thanks]
僕の順位経過ツイートにいつもいいねをしてくれた方々
草テラスメラルバを交換してくれたわるサン
構築の原案をくれたむしゃおくん



ここまでご覧いただきありがとうございました!!!